2004年に発生したスマトラ地震による津波では、50ｃｍの津波でも車が流されることがわかりました。たった50ｃｍの津波と思っていたら非常に危険です。数十ｃｍの津波でも人間は簡単に流されてしまい、命を失う可能性もあります。
津波が到達するまでに早期の避難が必要です。
- 2004年のスマトラ沖地震では、死者行方不明者約22万人という大惨事となりました。津波発生前と後の衛星写真を比べてみると街の様子が一変しています。津波は集落すべてを飲み込んでしまいました。
(C) DigitalGlobe / 日立ソフト
このように津波の破壊力は大きく、数十ｃｍの津波でも命を失うことも考えられ、家の中に避難していることは非常に危険です。自分の命を守るためには、津波が予想されたら一刻も早く高台や鉄筋コンクリート3階建て以上の丈夫な建物に避難することが重要です。
