

2日から5日にかけて台風が本邦南岸沖を北東に進み、これが梅雨前線を刺激したため前線活動が活発化して、2~4日にかけて大雨を降らせた。
県内では、3日夕刻から降り出した雨は、4日の8時から11時にかけて県南部地方の氷上・多可・神崎郡、西宮市一帯に1時間雨量40mmを超える局地的豪雨となった。これにより、加古川、市川、夢前川の中・上流で氾濫し、死者3名、家屋の全壊・流失23戸など、大きな被害が発生した。
加古川二次支川多田川氾濫により水田が浸水(多可町[旧加美町]多田付近) |
町道27号線中央橋の溢水状況(多可町[旧八千代町]中野間付近) |
杉原川に架かる市道山手高田井線豊川橋越水状況(西脇市山手町付近) |
