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昭和45年(1970)8月21日 台風10号

本州の南方から北上してきた強い台風は、21日8時頃に高知県佐賀町付近に上陸した。その後、四国西部を縦断して、愛媛県松山市、広島県呉市を経て、15時頃に島根県松江市付近から日本海へ抜けた。
兵庫県では早朝から風が強まり、降水量は県南西部などで100~200mmとなり、西播地方では水害が発生した。
県内の被害状況は、負傷者10名、家屋全壊5戸、半壊21戸、床上浸水147戸、床下浸水1,236戸などであった。

水谷川氾濫による町道上野水谷線崩壊(宍粟市[旧波賀町]上野付近)水谷川氾濫による町道上野水谷線崩壊
(宍粟市[旧波賀町]上野付近)
揖保川が氾濫、流失した県道6号線(宍粟市[旧一宮町]曲里付近)揖保川が氾濫、流失した県道6号線
(宍粟市[旧一宮町]曲里付近)
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