さっそくハザードマップを見てみよう
平成21年8月9日に紀伊半島の南海上で発生した台風9号は、その後日本に上陸はしなかったが、南からの暖かく湿った空気が近畿地方に流れ込み、9日夜から10日未明にかけて兵庫県西部・北部に大雨をもたらした。 最大時間雨量は、佐用雨量計(佐用町佐用・佐用川)で82mm、三河雨量計(佐用町中三河・千種川)で54mm、奥田路雨量計(朝来市田路・田路川)で55mmを記録し、最大24時間雨量では、佐用雨量計で327mm、三河雨量計で262mm、奥田路雨量計で257mmを記録した。 県内の被害状況は、死者20人、行方不明者2人、負傷者7人、床上浸水337戸、床下浸水1,491戸などであった。